【Z会と進研ゼミを比較】公立中高一貫|適性検査|オススメはどっち?

【Z会と進研ゼミを比較】公立中高一貫|適性検査|オススメはどっち?

公立中高一貫校の中学受検対策の通信教材で有名なのが、Z会と進研ゼミ。

Z会は、「Z会の公立中高一貫校受検対策講座」。

進研ゼミは、「進研ゼミの考える力・プラス講座(公立中高一貫校受検講座)

いずれも、公立中高一貫校の受検対策の教材です。

私の子どもが公立中高一貫校を受検予定。公立中高一貫校の受検対策の通信教材を徹底的に調べました。

この記事では、「Z会の公立中高一貫校受検対策講座」、「進研ゼミの考える力・プラス講座(公立中高一貫校受検講座)を徹底比較し、違いをわかりやすく解説しています。

結論は以下になります。

  • 進研ゼミの方が、Z会よりも合格者数が多い(2022年)
  • Z会の方が、進研ゼミよりも、添削回数(提出回数)が多い
  • 進研ゼミは映像授業がある。Z会は映像授業がない
  • Z会は、進研ゼミよりも学習頻度が少ない
  • Z会は、進研ゼミよりも1回あたりの学習時間が長い
  • 進研ゼミは、1つの講座で、適性検査と作文との両方を学習できる。
  • Z会は、適性検査のみの講座を学習できる

Z会と進研ゼミの合格者数の比較

公立中高一貫校の合格者数は以下になります。Z会も進研ゼミも確かな合格実績があります

Z会進研ゼミ
2023年未定未定
2022年1057名1406名
2023年1月の情報です

体験談をみると、Z会だけ、又は、進研ゼミだけで、公立中高一貫校に合格した方もいます。

Z会と進研ゼミの適性検査講座を比較

Z会進研ゼミ
講座名エブリスタディ 公立中高一貫校 適性検査考える力・プラス講座5・6年生
対象学年小5・小6小5・小6
費用小5:適性検査3,300円(月額)
小6:適性検査3,600円(月額)
小5:4,490円(月額)
小6:4,790円(月額)
1回の学習時間40分30分
学習頻度小5:月2~3回
小6:月4回
小5:月約5回
小6:月約6回
添削課題の時間小5:30分
小6:25分
小5:30分
小6:30分
添削課題の提出頻度小5:月1回
小6:月2回
小5:2か月に1回
小6:2か月に1回
映像授業無し有り
2023年2月の情報です

添削回数が多いのはZ会

進研ゼミの考える力・プラス講座は、適性検査と作文との両方が学習できる講座です。そのため、進研ゼミは、奇数月は適性検査の添削月で、偶数月が作文の添削月です。

つまり、進研ゼミの適性検査の添削回数は、2カ月に1回(小5、小6)となります。

Z会の適性検査講座の添削回数は、1カ月に1回(小5)、1か月に2回(小6)です。

適性検査は、思考力を問う問題です。子ども一人一人において解答が異なります。正解との答え合わせが難しいです。添削の機会を増やし、講師から指導を受けた方がよいでしょう。添削回数を考えると、Z会がオススメです。

進研ゼミは映像授業があって分かりやすい

進研ゼミもZ会も、基本的には紙資材による学習です。

しかし、進研ゼミは、テキストに連動した映像授業があります。一方、Z会は、映像授業がありません。映像授業を考えると、進研ゼミの方が分かりやすい、と言えるでしょう。

百聞は一見にしかず、というように映像授業を見ることで、理解が深まります。映像授業は1本あたり約5~10分です。

実際に、新小5の子どもは、折り紙の思考力の映像授業をみて、「なるほど~。」と理解していました。映像授業は、口で説明するよりも、はるかに分かりやすいようです。

学習頻度が多いのは進研ゼミ

Z会と進研ゼミで、学習頻度に大きな違いがあります。

小5の月の学習頻度について、Z会は2回に対し、進研ゼミは約5回です。(進研ゼミは、適性検査の回、作文の回も含め12回)

小6の月の学習頻度について、Z会は4回に対し、進研ゼミは約6回です。(進研ゼミは、適性検査の回、作文の回も含め12回)

塾に通っていない場合など、子どもに時間的に余裕がある場合は、進研ゼミがおすすめです。

一方、子どもが塾に通っていて、効率よく学習したい場合などは、Z会の方が取り組みやすいでしょう。

1回あたりの学習時間が多いのはZ会

Z会と進研ゼミで、学習時間にも違いがあります。

Z会は1回あたり40分の学習時間が必要です。Z会は中身が濃いです。私立の難関校など目指しており継続的に集中できる子は、40分で学習できると思います。しかし。勉強に不慣れな子は、時間が多少かかるでしょう。我が子(新小5)は、1回あたり50分のときもあれば、1回あたり60分のときもありました。

進研ゼミは1回あたり30分の学習時間です。我が子(新小5)は、進研ゼミの場合30分で終了できました。

なお、適性検査は時間の制約がある検査です。学習時間で問題を解くことも大事です。

進研ゼミは、作文対策もできる

適性検査の費用を考えると、Z会の方が安価です。これは、Z会は、適性検査に特化しているためです。

進研ゼミは、1つの講座で、適性検査だけでなく作文も学習範囲に含みます。そのため、進研ゼミの費用はZ会の適性検査講座よりも高いです。

適性検査のみを学習したい場合は、Z会をオススメします。一方、適性検査だけでなく作文もあわせて学習したい場合は、進研ゼミをおすすめします。

なお、Z会でも作文対策が別講座で用意されています。Z会は、適性検査講座と作文講座の両方を学習すると、進研ゼミよりも費用が高くなります。

全体的な印象比較、進研ゼミはかわいらしく親しみやすい、Z会は真面目

進研ゼミは、挿絵のキャラクタがかわいく、親しみやすさがあります。また、あの手この手でやる気を引き出そうとする力が、随所に垣間見れます。

Z会は、真面目な印象です。進研ゼミに比べると、かわいらしさが無いです(実際、教材にかわいらしさは不要かもしれませんが)。真面目に講座を取り組み子であれば、適性検査の勉強ができます。

資料請求し、体験することをオススメします

Z会、進研ゼミそれぞれ一長一短です。子どもとの相性もあります。是非、Z会、進研ゼミの資料請求をし、お試し教材(体験教材)を、入手し体験することをオススメします。

Z会も、進研ゼミも体験は無料です。

Z会の適性検査講座のまとめ

  • Z会の教材は、進研ゼミよりも添削回数が多い
  • Z会の教材は、進研ゼミよりも1回の学習時間が多いが、1か月の学習回数は少なく、塾と併用しやすい
  • Z会は、適性検査のみの対策ができる(作文は別途申し込み必要)
  • Z会は、映像授業がない
  • Z会は真面目
  • Z会は、小学生コースを受けていなくても「エブリスタディ 公立中高一貫校 適性検査」を受講できる

Z 会の資料請求(無料)で体験できます


進研ゼミの適性検査講座(考える力・プラス講座)のまとめ

  • 進研ゼミは、Z会よりも公立中高一貫校の合格者人数が多い(2022年)
  • 進研ゼミは、映像授業があって分かりやすい
  • 進研ゼミは、Z会よりも学習頻度が多いが、1回あたりの学習時間が少ない
  • 進研ゼミは、子どもやる気UP要素に工夫があり、キャラクターがかわいく子どもが取り組みやすい
  • 進研ゼミは、1つの講座で、適性検査及び作文の両方の対策ができる
  • チャンレンジ(チャレンジ・タッチ)を受けていなくても、「考える力・プラス講座」を受講できる

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