Z会の中学受験コース|ライバルを意識できる実力テスト【志望校別順位もわかる】

Z会の中学受験コースは、通信で淡々と勉強するイメージがあります。

そんな通信教育ですが、実は、志望校別の順位がわかる実力テストがあります。実力テストは、志望校別順位がわかります。また成績表が、今後の勉強計画でかなり参考になります。

小３、小４、小５は年に２回、小６は3回、実力テストがあります

実力テストは、いずれかの教科を受講していると、受講している教科に関係なく、実力テストで行う全教科が届けられ、受けることが可能。例えば、我が家は、小４の8月の実力テストで、3教科しか受講していませんでしたが、４教科分のテストを行いました。

また、テストを受ける日が決まっています。また教科毎に受ける時間（例えば、算数は９：１０～９：５０）など指定されています。本番さながらのテストを受けることができます。

そして、この実力テストは、小３、小４、小５は年2回ですが、小６は年3回です。また、学年や受ける時期によって、以下のように、別の名前がつけられています。ちょっとややこしいのでまとめます。

	時期	教科
小３	8月 １月	8月：国語・算数 1月：国語・算数・理科・社会
小４	8月 1月	8月：国語・算数・理科・社会 1月：国語・算数・理科・社会
小５	8月 1月	8月：国語・算数・理科・社会 1月：国語・算数・理科・社会
小６	4月 8月 11月	4月：国語・算数・理科・社会 8月：国語・算数・理科・社会 11月：国語・算数・理科・社会

小３は8月と1月に実力テストがあります

8月は、「力だめしテスト」という名前のテストになります。国語と算数の2教科のテストです。

1月は、「定着度テスト」という名前のテストになります。国語、算数、理科、社会の４教科のテストです。

小４は8月と1月に実力テストがあります

8月、1月ともに、「定着度テスト」という名前のテストになります。国語、算数、理科、社会の４教科のテストです。

小５は8月と1月に実力テストがあります

8月は、「定着度テスト」という名前のテストになります。国語、算数、理科、社会の４教科のテストです。

1月は、「志望校判断テスト」という名前のテストになります。国語、算数、理科、社会の4教科のテストです。

小６は、4月、8月、11月に実力テストがあります

4月は、「志望校判断テスト」という名前のテストになります。国語、算数、理科、社会の4教科のテストです。志望校設定が適切かを確認することができるテストです。

8月と11月は、「志望校合格力診断テスト」という名前のテストになります。国語、算数、理科、社会の4教科のテストです。志望校への合格力を判定します。

成績表の内容

成績表は、教科毎に、主に以下のことが記載されています。

まず、教科毎の得点が表示されます。また、教科がさらに大問、小問に細分化され、各成績（出題分野、難易度、配点、得点、平均点、満点率）もわかります。例えば、国語では物語で間違いが多いのか？説明文で間違いが多いのか？などがわかります。また、難易度から、簡単な問題でミスしたのか、などもわかります。確実にとれる学習を補うなどの方針に役立てることができます。要するに、苦手分野を把握しやすい成績表です。

ランキングは、ニックネームや志望校が表示されます。どの順位の子が、どこを志望校としているのか？もわかり、興味深いです。ニックネームがない場合は、無名（未登録）で表示されます。ランキングにランクインされるとモチベーションUPにつながります。

志望校を予め登録すると、志望校別順位がわかる

実力テスト前に、Z会のMy Pageの「プロフィール登録・変更」で志望校登録することをおすすめします。

その理由は、志望校別の平均点や順位が表示されるからです。ライバルの中の自分の位置付けがわかります。また、お子様本人のモチベーションアップにもつながります。

なお、志望校は、私立中高一貫だけでなく、公立中高一貫もありました。

実力テストの感想

自宅でテストを受けましたが、本人もテストに向けて勉強をしっかり取り組むことができました。結果的に、我が家は、小４の7月から受講開始で出遅れていたことから、散々な点数でした。しかし、難易度別の結果を見ることで、基本問題はとれていることがわかりました。

通信教育でも、通塾している子と同じように、成績表で現在の位置付けがわかるのは安心でした。

まとめ