中学受験|大学付属校のメリット・デメリットを徹底解説

中学受験|大学付属校のメリット・デメリットを徹底解説

中学受験で人気の大学付属校。大学付属校のメリット・デメリットは何でしょうか?大学付属校は、大学受験の勉強が不要というメリットがあります。その一方で、大学付属校はデメリットは何でしょうか?

私は、子どもの進学のために大学付属校の中学校について徹底的に調べました。この記事では、大学付属校のメリット・デメリットについて徹底解説しています。

大学付属校のメリットは、大学受験の勉強が不要であり、デメリットは、大学付属校が合わなかった場合に、外部の大学への進学を希望する場合、進学校に比べると不利な環境下にあり、大学受験の勉強費用(塾代)が、かかることです。

大学付属校は、大学と同じ法人によって運営されている学校のこと

大学付属校の中学校とは、大学と同じ法人によって運営されている中学校のことを意味します。

大学付属校の志望校を決める場合には、内部進学率に注意すること

大学付属校は、エスカレーター式で、楽して大学に進学できるイメージがあります。しかし、現実は、学校によって内部進学率が異なるので注意が必要です。つまり、大学進学を100%保証するものではない学校もあります。

例えば、本人が希望すれば、100%の確立で、内部進学(併設の大学進学)を保証しする学校もありますが、内部進学率が50%程度の中学校もあります。

また、大学付属校でも有名国立大学への進学者もいる学校もあります。つまり、大学付属校でありながら進学校の役割を果たしている学校もあります。

大学付属校の内部進学率や、他大学への進学状況などを、入念にチェックする必要があります。

大学付属校のメリット

大学受験が不要なので、大学受験のための勉強ストレスがなく、大学受験の塾代が発生しない

大学付属校は、大学受験の勉強が不要というメリットがあります。つまり、大学受験のための塾代がかからないのもメリットでしょう。しかし、上で述べたように、学校によって内部進学率が異なる点に注意が必要です。

学習環境がよい

中高一貫校全般に言えることですが、中学受験を突破した子がいる環境ですので、学習環境が良いです。また、大学の施設を使えるなどメリットがあります。

環境の変化が少ないので、中学、高校、大学を通して親友ができる

大学付属校の良い点は、長い間を通じての友人ができることにあります。中学から大学までの10年間を共に成長できる仲間がいることはとてもよいことです。

大学付属校のデメリット

他の大学を希望する場合、進学校に比べると不利な環境下にある

子どもが他の大学を希望する場合、大学受験が必要となります。進学校に比べると、その対策が十分でないかもしれません。進学校と同じように、他大学の受験対策が行われているか、注意が必要です。

進学校と同じように大学受験対策をしている大学付属校もありますので、志望校を決める際は、入念に大学進学についてチェックすることが大事になります。

また、お子様自身の大学受験のための相当な気力が必要です。つまり、内部進学する友達に流されない気力が必要です。そして、大学受験のための塾代などが発生します。塾代は想定内として考えるとよいでしょう。

内部進学で希望の学部に進学したい場合には、学力向上が必要

大学で、希望の学部がある場合は、学校内でそれなりに好成績でないといけません。中だるみはあるかもしれませんが、本人の学力向上が必要です。

中だるみがある

中高一貫校の特有の問題かもしれませんが、中だるみがあります。

環境の変化が少ないので、新たな出会いが少ない

高校受験や大学受験をする子に比べると、新たな出会いが少ないです。本人が、高校や大学で環境の変化を求める場合は、意識的に他の友達と出会うような行動が必要となります。

中学受験で、大学付属校を志望校とする場合の塾の選び方

塾が、大学付属校の対策をしていることが重要です。つまり、御三家などを対策する学習ではないことが重要です。

新小5になるタイミングで、必要に応じて、大学付属校対策に強い塾に転塾することも検討します。

まとめ

  • メリットは、大学受験の勉強が不要
  • デメリットは、外部の大学への進学を希望する場合、進学校に比べると不利な環境下にあり、大学受験の勉強費用(塾代)が、かかる。