国立・私立中学受験対策の主要な通信教育といえば、「Z会の中学受験コース」、「進研ゼミの中学受験講座」、「四谷大塚の進学くらぶ」です。
「Z会の中学受験コース」、「進研ゼミの中学受験講座」、「四谷大塚の進学くらぶ」は、最終的に合格を目指しているところで一致しています。しかし、それぞれ特徴が異なりますので、最もマッチする教材を選びたいですよね。
なぜなら、中学受験は人生で1回だけ。通信教育でミスして、効率的に勉強できないのは時間がもったいないです。
私の子どもは中学受験を目指しています。そのため、徹底的に様々な通信教育を調べました。
この記事では、国立・私立中学受験対策の「Z会の中学受験コース」、「進研ゼミの中学受験講座」、「四谷大塚の進学くらぶ」について、違いをわかりやすく解説しています。
この記事を読むと、国立・私立中学受験対策の「Z会の中学受験コース」、「進研ゼミの中学受験講座」、「四谷大塚の進学くらぶ」の違いを知ることができます。
結論は、以下の通りです。
- Z会の中学受験コースは、教科単位で選択できる
- 進研ゼミの中学受験講座は、通信教育の中で最も費用が安い
- 四谷大塚の進学くらぶは、大手集団塾と同様のカリキュラムで勉強できる
「Z会の中学受験コース」、「進研ゼミの中学受験講座」、「四谷大塚の進学くらぶ」の比較
Z会、進研ゼミ、四谷大塚の特徴と注意点
Z会の中学受験コースの特徴
Z会の合格体験記をみると、Z会のみで難関私立中高一貫の合格者がいます。
Z会の中学受験コースは、苦手教科を補強するために教科単位で選択できます。
また、塾と併用できるような「要点集中」プランがある点も特徴です。
Z会の中学受験コースはこちらの記事をご参照ください。
Z会の中学受験コースの注意点
Z会は、小3の4月から開始するので注意が必要です。
途中入会についてZ会に問い合わせました。基本的に5年生(開始時点は2月)から本格的な勉強になるので、3年、4年(4年生1月)までは途中からの入会で問題ないとのことでした。
しかし、算数については難しいと思います。「Z会の入試算数の基礎30」などの教材を購入して予習してから、Z会中学受験コースに取り組むことをおすすめします。
資料請求は無料です
進研ゼミの考える力・プラス 中学受験講座の特徴
進研ゼミの教材は、キャラクタの絵があったりして子どもに親しみやすさがあります。
基礎力をつけるための教材が多く、最難関といよりも中堅レベルに合わせた教材です。
国語・算数・理科・社会の4教科全てを受講しなければなりません。
大きな特徴は、費用が最も安い点です。
進研ゼミの考える力・プラス 中学受験講座の注意点
1教科のみの受講は不可です。
御三家などの最難関の中学校の合格を目指す場合には、進研ゼミの中学受験講座は厳しいかもしれません。
進研ゼミの「考える力・プラス 中学受験講座」は、小学講座のオプション講座。
小学講座(チャンレンジ又はチャレンジタッチ)を受講していなくても、単独で「考える力・プラス 中学受験講座」を受講できます。
「考える力・プラス 中学受験講座」の公式はこちら
四谷大塚の進学くらぶの特徴
大手集団塾の1つである四谷大塚に通塾している子と同じ学習内容で、通信教育を受けることができる点が大きな特徴です。
1コマの映像授業が60分で、1週間に算数2コマ、国語2コマ、理科1コマ、社会1コマを勉強します。テキストは、難関校突破レベルの「予習シリーズ」を使います。
集団塾と同様に、週テスト、及び、4つのレベル分けを行う組み分けテストがあります。ライバルを意識できるので、モチベーションをUPにつながります。
四谷大塚 進学くらぶの注意点
入会金(11,000円)が必要です。(ただし、兄弟姉妹が進学クラブ、リトルくらぶに在籍の場合は不要)
四谷大塚の進学くらぶの受講には、高速基礎マスター(利用料 18,700円)は必須となります。
また、別途インターネットで教材の購入が必要です。
まとめ
- Z会の中学受験コースは、教科単位で選択できる
- 進研ゼミの中学受験講座は、通信教育の中で最も費用が安い
- 四谷大塚の進学くらぶは、大手集団塾と同様のカリキュラムで勉強できる