Z会の中学受験コースを申し込む前に、実際に子どもに体験させたいと思いませんか?実は、私の子ども(小4)が、中学受験を検討しております。小4の子どもが「Z会の中学受験コース」の体験教材(お試し教材)で学習してみました。なぜなら、Z会は、塾よりも安いですし、お得ですからね。前向きに検討しています。
この記事では、私の子ども(小4)が「Z会の中学受験コース」の国語の無料体験(体験ブック)の感想を書きました。この記事を読むと、「Z会の中学受験コース」の国語の感想を知ることができます。
結論を言うと、Z会の中学受験コースの国語については、映像授業が大変わかりやすいです。
国語の体験教材の感想
結論を言いますと、「Z会の中学受験コース」の体験教材の「国語」の感想は、
- 映像授業が設問毎にあって丁寧でわかりやすい
- 1回の学習時間は、Z会が提示する学習時間よりもオーバーすると思われる
- 内容がしっかりしているので、全ての内容を学習消化できれば、Z会だけでも中学受験対策はできる
映像授業が丁寧でわかりやすい
我が家の場合、子どもが塾のテキストに慣れる前に、国語の問題を解きました。
子どもは、大変難しく感じたようです。やはり、小学校の宿題と比べると格段に難しいです。しかし、全く解けないことはなく、取り組むことはできました。また、映像授業が丁寧でわかりやすい、と子どもが言っていました。
しかし、塾の国語のテキストを見ると、Z会の国語の問題に似ておりました。したがって、通塾しているか否かで、お子様の解きやすさが異なると思います。
- 通塾している子は、Z会の国語の問題を解きやすい
- 通塾していない子は、Z会の国語の問題に慣れるのに時間がかかる
国語の記述問題は、答え合わせが難しい
国語の問題は、自分の考えを書く記述問題があります。記述問題の解答が、本当にあっているのか否か、判別が難しいと思いました。子ども自身が答え合わせをするときに、合っているのか、合っていないのか、わからない、という状態になりました。
細かいですが、文末表現が、正答例と異なる場合、正答か否かについて悩みました。
実際の受講では、Webで質問できるので解決できると思います。
国語の各プランと体験可否
以下、Z会の中学受験コースの国語のプラン毎の体験可否をまとめました。
対応プラン | 体験可否 | |
要点授業 | トータル指導プラン 要点集中プラン | 体験可能 |
確認問題 | トータル指導プラン 要点集中プラン | 体験可能 |
練習問題 | トータル指導プラン (要点集中プランに練習問題はありません) | 体験可能 |
毎日学習教材 | トータル指導プラン 要点集中プラン | 体験不可 |
添削問題(月例テスト) | トータル指導プラン (要点集中プランに添削問題はありません) | 体験不可 |
漢字などの毎日学習教材、添削問題は体験することはできません。
国語の要点授業の体験レビュー
要点授業は、国語の映像授業を見ながら、授業ノートを作成します。授業ノートの作成は、穴埋め作業です。つまり、子どもが、映像授業を見ながら、大事なポイントを書くというインプット作業になります。穴埋めなので、子どもは何を書けばいいのか一目瞭然です。ただ書けばよいので、「わからない」ということは無い様子でした。
また、1回の授業において、映像授業は複数ありました。1つの映像授業は、平均5分程です。少しずつ進むので安心です。
実は、我が家では、はじめは、子どもも私もぼーっと映像授業を見ていただけでした。
(私)「これ書き込むんじゃないの?」と言うと、
(娘)「あっ、そうか。」と書いていました。
ノートを作成する、という作業があることを全く気が付きませんでした。書くことによって、子どもの方も理解していると思います。
また、子どもの書くスピードがゆっくりだと、全体的に、時間がかかります。しかし、映像授業を一時停止して書き込むことができますのでご安心を。
国語の確認問題の体験レビュー
子どもが言うには、確認問題の映像授業は、大変わかりやすいです。設問毎に、映像の解説があってわかりやすいようです。
また、設問数が少なく、苦手意識のある子でも、取り組みやすいと思います。
国語の練習問題の体験レビュー
練習問題は、確認問題よりも文章量が多く、設問数が多く難しいです。
しかし、子どもは、練習問題についても、映像授業の解説が大変わかりやすいようです。
特に、設問毎に丁寧に説明された映像授業があるので、例えば、ある問の映像授業中に、別の問の解答がわかる、ということもありました。
最難関の問題
練習問題の設問1~7のうち、1つだけ、最難関の問題がありました。
最難関とは、いわゆる御三家などに出題されるくらいの問題のレベルです。
子どもは、本当に難しく手がつけられない状態でした。解説を見て少し理解できたようでした。
国語の学習時間の感想
トータル指導プランの学習時間
トータル指導プランは、要点+確認問題+練習問題を1回分とすると、1か月で6回あります。
Z会によれば、1回分の学習時間は、40分とのことです。
要点集中プランの学習時間
要点集中プランは、要点+確認問題(又は練習問題)を1回分とすると、1か月で4回あります。
Z会によれば、1回分の学習時間は、30分とのことです。
正直、学習時間は2倍必要(個人差あり)
Z会が提示する学習時間は、映像授業の時間を含みません。
実際は、子どもは映像授業をしっかり見ながら学習します。したがって、(トータル指導プランであっても要点集中プランであっても)学習時間は、Z会の提示する時間の倍の時間で取り組むことになると思われます。
個人差があると思うので、お子様が体験教材の学習に何分かかったのか、計測してみてください(体験教材にかかった時間に基づいて、お子様が1カ月で国語の学習を消化できるか否か検討できるからです)。
なお、Z会に問い合わせたところ、実際の1回分の学習量は、体験教材よりも多い量とのことです。また、毎日学習もあります。したがって、計測した時間よりも、学習時間は多めになりますので、注意しましょう。
Z会だけでも国語の中学受験対策はできる
総じての感想としては、トータル指導プランをしっかし勉強すれば、Z会だけでも中学受験対策はできると思いました。
したがって、子どもの勉強に対する意欲があり、かつ、親のサポート力があれば、Z会だけでも国語の中学受験対策はできると思います。
また、通塾している子に対しては、読解力をつけるための補助教材として、要点集中プランが最適です。要点集中プランは、学習量が抑えられているので、通塾していても十分に勉強できると思います。
体験教材(体験ブック)の使い方
最後に、体験教材について簡単に説明します。体験教材の紙の体験ブックに書き込み、PCやタブレットなどの端末で映像授業を見ながら体験します。PCやタブレットなどの端末の受講環境は、Z会が指定しています。Z会が指定する受講環境を確認してからはじめましょう。
体験教材の問題ですが、国語は、左綴じでした。注意しましょう。
つまり、一般的に国語の教科書は右綴じで、右に開きます。しかし、この体験ブック(お試し教材)は、左綴じで左に開いてすすみます。国語の教科書とは逆に進みます。
私の子どもは、左綴じで混乱しました。ちょっとした混乱でやる気が失せてしまいました。そのため、練習問題は、別日に行いました。小4なので、仕方ないのかもしれません。
体験教材自体にページが記載されているので、そのページに沿って勉強しましょう。
まとめ
・映像授業が設問毎にあり丁寧でわかりやすい
・1回の学習時間は、Z会が提示する学習時間よりもオーバーする
・内容がしっかりしているので、全ての内容を学習消化できれば、Z会だけでも中学受験対策はできる