【2023年最新版】国立・私立中学受験｜Ｚ会、進研ゼミ、四谷大塚の違い

2023.01.18更新

国立・私立中学受験対策の主要な通信教育といえば、「Ｚ会の中学受験コース」、「進研ゼミの中学受験講座」、「四谷大塚の進学くらぶ」です。

「Ｚ会の中学受験コース」、「進研ゼミの中学受験講座」、「四谷大塚の進学くらぶ」は、最終的に合格を目指しているところで一致しています。しかし、それぞれ特徴が異なりますので、最もマッチする教材を選びたいですよね。

なぜなら、中学受験は人生で１回だけ。通信教育でミスして、効率的に勉強できないのは時間がもったいないです。

私の子どもは中学受験を目指しています。そのため、徹底的に様々な通信教育を調べました。

この記事では、国立・私立中学受験対策の「Ｚ会の中学受験コース」、「進研ゼミの中学受験講座」、「四谷大塚の進学くらぶ」について、違いをわかりやすく解説しています。

この記事を読むと、国立・私立中学受験対策の「Ｚ会の中学受験コース」、「進研ゼミの中学受験講座」、「四谷大塚の進学くらぶ」の違いを知ることができます。

結論は、以下の通りです。

「Ｚ会の中学受験コース」、「進研ゼミの中学受験講座」、「四谷大塚の進学くらぶ」の比較

	Ｚ会中学受験コース	進研ゼミ中学受験講座	四谷大塚進学くらぶ（中学受験コース）
対象学年	小３～小６	小４～小６	小４～小６
開始時期	小３の４月	小４の４月	小３の２月
入会金	0円	0円	11,000円
受講料（３年）（月額）	17,600円（トータル指導プラン４教科）	無し	無し
受講料（４年）（月額）	19,200円（トータル指導プラン４教科）	7,870円	14,080円
受講料（５年）（月額）	23,200円（トータル指導プラン４教科）	7,870円	16,500円
受講料（６年）（月額）	24,000円（トータル指導プラン４教科）	7,870円	17,710円
Web環境	iPad（iPadOS14.0以上～） Android搭載端末（9.0以上） ChromeOS（最新版）（WindowsPCは不可）	チャレンジパッドパソコン（Windowsなど）	Windows
レベル	最難関～中堅	中堅（首都圏模試の偏差値55～65の私立・国立中学校の合格を目指せる）	最難関～中堅

（注）2023年1月時点の情報になります。

Z会の合格体験記をみると、Z会のみで難関私立中高一貫の合格者がいます。

Ｚ会の中学受験コースは、苦手教科を補強するために教科単位で選択できます。

また、塾と併用できるような「要点集中」プランがある点も特徴です。

Z会は、小3の４月から開始するので注意が必要です。

途中入会についてZ会に問い合わせました。基本的に５年生（開始時点は２月）から本格的な勉強になるので、３年、４年（４年生１月）までは途中からの入会で問題ないとのことでした。　

しかし、算数については難しいと思います。「Ｚ会の入試算数の基礎30」などの教材を購入して予習してから、Ｚ会中学受験コースに取り組むことをおすすめします。

資料請求は無料です

進研ゼミの教材は、キャラクタの絵があったりして子どもに親しみやすさがあります。

基礎力をつけるための教材が多く、最難関といよりも中堅レベルに合わせた教材です。

国語・算数・理科・社会の4教科全てを受講しなければなりません。

大きな特徴は、費用が最も安い点です。

1教科のみの受講は不可です。

御三家などの最難関の中学校の合格を目指す場合には、進研ゼミの中学受験講座は厳しいかもしれません。

進研ゼミの「考える力・プラス　中学受験講座」は、小学講座のオプション講座。

小学講座（チャンレンジ又はチャレンジタッチ）を受講していなくても、単独で「考える力・プラス　中学受験講座」を受講できます。

「考える力・プラス　中学受験講座」の公式はこちら

大手集団塾の１つである四谷大塚に通塾している子と同じ学習内容で、通信教育を受けることができる点が大きな特徴です。

１コマの映像授業が60分で、1週間に算数2コマ、国語2コマ、理科1コマ、社会1コマを勉強します。テキストは、難関校突破レベルの「予習シリーズ」を使います。

集団塾と同様に、週テスト、及び、４つのレベル分けを行う組み分けテストがあります。ライバルを意識できるので、モチベーションをUPにつながります。

入会金（11,000円）が必要です。（ただし、兄弟姉妹が進学クラブ、リトルくらぶに在籍の場合は不要）

四谷大塚の進学くらぶの受講には、高速基礎マスター（利用料　18,700円）は必須となります。

また、別途インターネットで教材の購入が必要です。