公立の中高一貫校の中学受験って何?と悩むことがありませんか?公立の中高一貫校の中学受験対策は、私立の中高一貫校の中学受験対策とは異なります。なぜなら、公立の中高一貫校の入試は、適性検査、小学校からの報告書等で、合否が判定されるからです。
私の子は中学受験をする予定であり、公立の中高一貫校の適性検査を徹底的に調べました。この記事では、公立の中高一貫校の中学受験の対策を徹底解説します。この記事を読むと、公立の中高一貫校の中学受験対策を知ることができます。
結論をいうと、公立の中高一貫校の中学受験対策は、
・適性検査に慣れて解けるようにすること
・作文能力を鍛えること
・小学校の学習・活動を一生懸命取り組むこと
です。
適性検査に慣れて解けるようにすることが重要
適性検査とは、資料や問題の意図を読み取り、その場で自分で考え、自分なりの提案や意見を書くものです。つまり、制限時間に、問題を認識し、考えて、表現する力が必要です。
適性検査は、地域や学校によって内容は様々ですが、国語、算数、理科、社会の4教科が融合された問題が出題されます。
また、適性検査は、小学校の学習範囲の知識があれば解ける問題ですが、問題を理解したり、その場で答えるという表現する手法が独特です。私立中学のように、小学校で習わない知識や算数の難問が出題されることはありません。
都立の中高一貫校の適性検査
適性検査とは、自分自身で問題を発見し、筋道を立てて考え、よりよく解決しようとする態度や能力などをみるために行う検査です。
作文能力が求められます
公立の中高一貫校では、作文問題(自分の考えを文章にまとめる等)の問題が出題されます。400文字など指定された範囲で、作文を制限時間内に作成する能力が求められます。
きまりに従って文章を作成しなければなりません。ある程度の慣れが必要です。
報告書が大事|小学校の学習・活動を一生懸命取り組むこと
学校にもよりますが、小学校での成績を示す報告書が、合否判定に2割ほど影響されます。
ボーダーラインでは報告書の影響を受ける可能性があります。したがって、小学校で真面目に学習に取り組むことが重要です。つまり、4教科以外の科目(体育、音楽、図工、家庭)なども真面目に取り組む必要があります。
公立の中高一貫校の中学受験対策の勉強方法
公立の中高一貫校を受ける子は、私立の中学受験同じように、真面目に勉強した子がほとんどです。したがって、適性検査などの練習をせずに、運よく合格できる試験ではないことは確かです。計画的に、塾や通信教育を受けて、受かるための勉強をする必要があります。
塾を利用して適性検査対策を行う
公立中高一貫校は、通常5年生から開始されます。
塾は公立中高一貫校の対策が徹底されており、効率的かつ計画的に勉強できます。また、同じ目的の友達がいて切磋琢磨して勉強することができます。
有名なところはena塾です。都立中高一貫校の合格率が最も高い塾です。
通信教育を利用して適性検査と作文の対策を行う
5年生からZ会や進研ゼミなどの公立中高一貫校の対策講座が開始されます。公立中高一貫校のための学習が、自宅で勉強できるのがメリットです。
更に、通信教育は、塾よりも安価です。また、通信教育なので習い事との調整がしやすく、習い事を止めることなく、公立中高一貫校の対策の勉強ができます。
まとめ
公立の中高一貫校の中学受験対策は、以下になります。
- 適性検査に慣れて解けるようにすること
- 作文能力を鍛えること
- 小学校の学習・活動を一生懸命取り組むこと