中学受験をしようと思ったのはいいけど、まず、塾をどこにしようかな?と悩むことがありますよね。私は、中学受験の塾の選び方について、徹底的に調べました。この記事では、中学受験の塾の選び方を、徹底解説します。この記事を読むと、中学受験の塾選びのヒントを知ることができます。
結論をいうと、まずは、大手集団塾を検討することをお勧めします。大手集団塾が合わない場合に、個別塾、家庭教師、通信教育を検討することをお勧めします。
集団塾を選ぶのが基本
まず、大手の集団塾(SAPIX、早稲田アカデミー、四谷大塚、日能研等)を検討します。
なぜなら、大手の集団塾は、難関校の合格者を多く輩出している実績があるからです。
また、大手の集団塾は、以下のメリットがあります。
- 優秀な講師が在籍していること
- 最新の受験情報を把握していること
- 中学受験について熟知しており合格手法を日々研究していること
また、大手集団塾は、校舎によって良し悪しがあるようです。〇〇校の評判はいいのに、△△校は評判が悪いという場合もあります。
ですので、お子様が通学予定の塾について、事前に体験学習をすることをお勧めします。
自宅から塾までの距離が重要
大手の集団塾は、小5、小6となると帰宅時間が20時~21時になり大変遅くなります。夜遅い帰宅は、お迎えが必要になるでしょう。3年間程通う塾ですので、自宅から近い塾が望ましいでしょう。
下の子のお世話問題
下の子がいる場合、塾のお迎えのとき、弟や妹を誰が子守する?問題があります。一緒に連れて行こうとしても、「いやだ」(いやいや期なら困難)と言われたり、留守番も一人にさせるのもちょっと怖いですよね。下の子を子守する協力者(祖父母、旦那様)が必要になること、シッターさんの手配等を、考えておきましょう。
大手塾の説明会は11月、12月が多い
大手塾では、11月、12月頃から、中学受験の説明会が始まります。是非、参加してみましょう。
大手塾の学習スタートは小3の2月
大手塾では、小3の2月から、中学受験のカリキュラムがスタートします。したがって、小3の1月までに塾を決めることをおすすめします。
個別塾を検討するケース
大手集団塾が子どもに合わない場合など、大手集団塾に通学することに問題がある場合、次に、個別塾を検討してみましょう。
個別塾というのは、子ども一人又は二人に対して講師が一人がついて、子どものペースに合わせて学習するスタイルです。
学習内容も、子どもに合わせておりますが、中学受験を目標とする場合、中学受験用のテキストに沿って教えてくれます。個別塾は、子どもに合わせて授業が進むことがメリットです。
個別塾のデメリットは、集団塾よりも費用が高い点にあります。
家庭教師を検討するケース
家庭教師を選択するご家庭も多くなりました。といっても現在、主流なのが、Zoomなどのオンラインで行う家庭教師です。オンライン家庭教師は、実際に家庭に赴く家庭教師よりも(交通費負担がないため)費用が安価です。
大手集団塾に通う子が、成績UPのために家庭教師で勉強をサポートしてもらうケースもありますが、家庭教師のみで中学受験対策をするケースもあります。
いずれにしても、家庭教師は、先生の指導力、子どもとの相性が重要です。
個別塾とZ会の通信教育との併用のケース
我が家の場合~個別塾とZ会の併用
実は、私の子どもは大手集団塾が合いませんでした。大手集団塾の体験授業を受けた子どもの感想は、「講師が、ちょっと怖い(威圧感があり、小学校とは違う別の空気のようです)」、「そして、授業中、算数が全くわからず、置いてけぼりになる」、「宿題が多すぎて、分からない点も多すぎる」でした。
もちろん、塾によって、もっとソフトで穏やかで算数もわからない子にあわせて丁寧に面倒みてくれる塾もあるかもしれません。しかし、子どもが体験した塾は、わからなかったら、別途個別塾を受けてください、という感じでした。
また、大手集団塾は、帰宅時間が20時近くなり、下の子のお世話で、私のお迎えが困難と思い、大手集団塾を選択肢から外しました。
そのため、私は、子どもが一人で帰宅可能な時間(18時頃までに終了する塾)や、子どもの相性のよい塾を探した結果、1対2の個別塾を選択しました。個別塾の講師は、アルバイト学生だったり、グループ授業の講師だったり様々です。いずれの先生も、子どもに合わせて丁寧に教えてくれます。アルバイトの先生も、しっかりと予習して懇親丁寧に教えてくれますので問題ありませんでした。
個別塾の問題点は、費用が高い点にあります。個別塾で4教科分を受講するとなると、小6並みに、めちゃくちゃ高くなります。したがって、我が家は、費用削減のため、小4の時点では、算数のみを個別塾で受講しています。算数のみにした理由は、算数が最も重要な教科で難しいからです。
国語、理科、社会は、Z会の通信教育で対応しています。詳しくは、こちらのZ会の通信教育の記事を参考にしてくだい。経済的負担をある程度軽減することができます。
まとめ
- 基本的に、大手集団塾を検討する
- 集団塾が合わない場合に、個別塾、家庭教師、通信教育を検討する